目標
- アプリケーションのデプロイについて学ぶ
- kubectlを使って、Kubenretes上にはじめてのアプリケーションをデプロイする
Kubernetes Deployments
実行中のKubernetesクラスタを入手すると、その上にコンテナ化アプリケーションをデプロイすることができます。そのためには、KubernetesのDeployment の設定を作成します。DeploymentはKubernetesにあなたのアプリケーションのインスタンスを作成し、更新する方法を指示します。Deploymentを作成すると、Kubernetesマスターは指定されたアプリケーションインスタンスをクラスタ内の個々のNodeにスケジュールします。
アプリケーションインスタンスが作成されると、Kubernetes Deploymentコントローラーは、それらのインスタンスを継続的に監視します。インスタンスをホストしているNodeが停止、削除された場合、Deploymentコントローラーはそのインスタンスをクラスター内の別のノード上のインスタンスと置き換えます。これは、マシンの故障やメンテナンスに対処するためのセルフヒーリングの仕組みを提供しています。
オーケストレーションが入る前の世界では、インストールスクリプトを使用してアプリケーションを起動することはよくありましたが、マシン障害が発生した場合に復旧する事はできませんでした。アプリケーションのインスタンスを作成し、それらをNode間で実行し続けることで、Kubernetes Deploymentsはアプリケーションの管理に根本的に異なるアプローチを提供します。
まとめ:
- Deployments
- kubectl
Deploymentは、アプリケーションのインスタンスを作成および更新する責務があります。
Kubenretes上にはじめてのアプリケーションをデプロイする
Kubernetesのコマンドラインインターフェイスであるkubectlを使用して、Deploymentを作成、管理できます。kubectlはKubernetes APIを使用してクラスタと対話します。このモジュールでは、Kubernetesクラスタでアプリケーションを実行するDeploymentを作成するために必要な、最も一般的なkubectlコマンドについて学びます。
Deploymentを作成するときは、アプリケーションのコンテナイメージと実行するレプリカの数を指定する必要があります。Deploymentを更新することで、あとでその情報を変更できます。チュートリアルのモジュール5と6では、Deploymentをどのようにスケール、更新できるかについて説明します。
Kubernetesにデプロイするには、アプリケーションをサポートされているコンテナ形式のいずれかにパッケージ化する必要があります。
最初のDeploymentには、DockerコンテナにパッケージされたNode.jsアプリケーションを使用します。Node.jsアプリケーションを作成してDockerコンテナをデプロイするには、Hello Minikubeチュートリアルの指示に従ってください。
Deploymentが何であるかがわかったので、オンラインチュートリアルに行き、最初のアプリケーションをデプロイしましょう!